2010-01-01から1年間の記事一覧

『スノウピー、見つめる』

正式タイトルは「スノウピー 1 スノウピー、見つめる」のようなんですが。それだと少し長いですし、これまでもサブタイトル等は省かせてもらってきましたので。 「スノウピー 1」とどちらにするか迷ったんですけど、表紙などでも目立つ扱いになっている、「…

『アイの物語』

『時の果てのフェブラリー』などで知られる山本弘(やまもと・ひろし)先生の、2006年刊行の作品。(実際に自分が今回読んだのは、2009年発行の文庫版ですが。) 『本の雑誌』2006年度ベストテン・第3位。『SFが読みたい!2007年度版』・第2位。 山本先生と…

『灰羽連盟』

もう明日発売ですが、『灰羽連盟 Blu-ray BOX』予約してしまいました。 出ること自体は前々から知っていて、買おうかどうしようか迷ってたんですけど。 先週のWEBアニメスタイルの記事を読んで、『灰羽』に対する思い入れがよみがえってしまって(笑)。 こ…

『生徒会役員共』 #1

氏家ト全先生の同名マンガを、TVアニメ『プリンセスラバー!』などのGoHands制作でアニメ化。 セリフが割とゆっくり目な感じがして、自分は1.3倍速再生で見ましたが、テンポが良くて楽しい。 生徒会長が大真面目に暴走してるのとか、会計の子のふてくされつ…

『世紀末オカルト学院』 #1

この物語はフィクションです。 死霊、超能力、宇宙人、UMAなどの摩訶不思議は決して実際に存在しません。 あなたがそれを信じない限りは…… テレビ東京×アニプレックス共同プロジェクト「アニメノチカラ」作品第三弾。 主人公の服装とかがどうも時代がかった…

先週のいろいろ

「週1回程度の更新」をうたっている当ブログですが、先週は久しぶりに更新できませんでした。すいません。 原稿(『NOVA 1』の感想)の方はほぼ書き上げていたものの、諸般の事情で結局、ブログにはアップできず。 ようやく何とか用件も片付いて、今週からは…

『NOVA 1』

翻訳家、書評家である大森望(おおもり・のぞみ)先生責任編集の、SFを中心とした書き下ろし新作短編を集めたアンソロジー・シリーズ、第1巻。昨年12月発行。 「とりあえずは年に二冊ぐらいのペースで出してゆく計画」とのことで、待望の第2弾・『NOVA 2』が…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

今頃なんですが、先月発売のブルーレイ、ようやく開封しました。 とは言っても、本編の方は、残念ながらまだ見れてません。新作カットも結構あるそうなんですけど。 (以前、感想も書いてますが、映画館ではもちろんすでに見ています。) で、自分の買ったパ…

『宇宙ショーへようこそ』

『R.O.D』『かみちゅ!』などで知られる、舛成孝二監督の、初の劇場作品。 先週、TOKYO MXで放送されていた、「公開直前!冒頭ノーカット放映SP!」というのを見てみました。 ちなみに、なんかこれ、再放送まで(!)やってたみたいなんですが。すでにGyaO…

『Self-Reference ENGINE』

『オブ・ザ・ベースボール』で第104回文學界新人賞を受賞し、第137回芥川賞候補にもなった円城塔(えんじょう・とう)先生の、第28回日本SF大賞候補作。 円城先生と言えば、先月発表のあった第23回三島由紀夫賞では、『烏有此譚』が候補作品となりながらも惜…

『月見月理解の探偵殺人 2』

明月千里(あかつき・せんり)先生の、GA文庫大賞・奨励賞受賞作シリーズ。 以前、第1巻の感想で、一回限りっぽい設定が多いのでシリーズ化はちょっと難しいかも、みたいなことを書きましたが。 この第2巻はちゃんと続編になってましたし、第1巻同様、内容も…

続・『全死大戦 1』『全死大戦 2』

先週、『全死大戦 1』『全死大戦 2』の感想をブログにアップしたあと、ネットでいくつか、『全死大戦』の感想を読ませてもらったんですが。 少し気になることがあったので、ちょっと続きです。 (残りの12行、ネタバレあり)

『全死大戦 1』『全死大戦 2』

『Sense Off』や『ヤクザガール・ミサイルハート』などで知られる、元長柾木(もとなが・まさき)先生の、昨年11月スタートのシリーズ。現在、第2巻まで刊行中。 タイトルの「全死」という言葉になんか見覚えが、と思ったら、やっぱりそうで。 2005年と2008…

早起きは三文の……

なんだか今週は、ことごとくタイミングが悪いのか、何度やってもログインページにつながらなくて。 仕方がないので、こんな時刻にゲリラ更新。 ……どうもおはようございます(笑)。

『ハーモニー』

去年3月に亡くなられた、伊藤計劃(いとう・けいかく)先生の第30回(2009年)日本SF大賞受賞作。 伊藤先生と言えば、今年2月に、デビュー作『虐殺器官』が文庫化されて、かなり売れ行き好調らしく。 また今年3月には、単行本としては未刊行だった短篇やエッ…

『ホッタラケの島』

昨年8月に劇場公開された、フジテレビ開局50周年記念作品。第33回日本アカデミー賞・優秀アニメーション作品賞受賞。 今年2月に発売された、ブルーレイで視聴しました。 (残りの13行、ネタバレあり)

訂正しました

2009年11月04日付けの『制覇するフィロソフィア』感想前文で、同じく定金伸治先生作の『四方世界の王』の、間違った刊行スケジュールを書いておりました。 講談社BOX公式ホームページによれば、『四方世界の王』第5巻は、2010年6月刊行予定です。申し訳あり…

『四畳半神話大系』 #1

『夜は短し歩けよ乙女』などで知られる、森見登美彦先生の原作を、フジテレビ系(新「ノイタミナ」枠)でアニメ化。 この、原作とシリーズ構成とキャラクター原案と主題歌の組み合わせだけなら、森見先生・京都・作品つながりで、絶妙ではあるけれども、そこ…

『あなたのための物語』

「円環少女」シリーズの長谷敏司先生の、第30回(2009年)日本SF大賞・最終選考作。 (ちなみに実際の受賞作は、同年3月、34歳という若さで惜しくも亡くなられた、伊藤計劃先生の『ハーモニー』でした。) 『S-Fマガジン 2010年04月号』掲載の、この『あなた…

『涼宮ハルヒの消失』

ようやく見てきました。劇場版。 評判通り、長門の魅力いっぱいの、とても良い作品でした。 そして、この「涼宮ハルヒ」シリーズにとっても、すごく重要なエピソードだったと思います。 以下、劇場版『涼宮ハルヒの消失』と、原作小説第4巻『涼宮ハルヒの消…

『書家』

第7回アニマックス大賞を受賞したシナリオを、プロダクション・アイジー制作でアニメ化。アニマックスにて、先月末に放送。 新番組ではないんですが。と言うか、むしろこのまま新番組として放送していってほしい感じの、テレビシリーズ第1話的なクオリティの…

『HEROMAN』 #1

原作がスタン・リー先生ということもあって、アメコミテイストにあふれてましたが。しっかり日本のアニメ、ボンズ制作アニメにもなってた気がします。 (残りの5行、ネタバレあり)

『Angel Beats!』 #1

『AIR』『CLANNAD』の麻枝准先生原作・全話脚本、ピーエーワークス制作の新番組。 テンポよく、盛り沢山な内容で、サービス満点な印象でした。ギャグや謎もちりばめられてて、すごく面白かったです。 (残りの9行、ネタバレあり)

『戦う司書 The Book of Bantorra』 #27

半年間にわたって放送されてきたテレビシリーズも、これにて閉幕です。 (残りの10行、ネタバレあり)

サクラサク

単に、文字通りの意味で(笑)。 先日、桜を見に行ってきました。“花見”にっていうより、写真を撮りに、なんですけど。 気温的にはまだちょっと肌寒い感じでしたが、花はちゃんと咲いていて。ようやく、春ですね。

『戦う司書 The Book of Bantorra』 #26

もちろん毎回見てるんですが。 この第26話が終わるまで、今回が最終回じゃないってことに、気がつきませんでした……。 以前、番組表のデータを見たときはたしか、「全26話予定」とあったので、すっかり油断してました。 でも、そうなってくると、アニメではも…

『アバター』

いろいろと偶然の巡り合わせで、先日ようやく見てきました。『アバター』3D(IMAX)・日本語吹替版。 この映画はぜひ劇場で見ておきたいと、もともと思ってはいたものの。全世界歴代興行収入第1位の人気作だし、アカデミー賞授賞式もあったばかりだし。 まだ…

『ウォッチメン』

原作:アラン・ムーア先生・作画:デイブ・ギボンズ先生のヒューゴー賞受賞作。 去年、『スリーハンドレッド』のザック・スナイダー監督により、実写映画化もされてました。 アラン・ムーア先生に関して言えば、去年10月に『フロム・ヘル』の日本語版が刊行…

たくあん

先日、「ムギちゃんの沢庵」の実物をはじめて見かけました。『けいおん!』の。 「ただ今、たいへん話題となっております――」と、店内放送でも連呼されてましたので、間違いないです(笑)。 アニメ第2期(『けいおん!!』)も、いよいよ来月から放送開始とい…

『WORKING!!』 #1

春新番の第1話先行放送を視聴しました。 番組改変期って、時期的にも本数的にも、どうしてもバタバタとあわただしくなるので。 こういう風に、早めにどんな感じか見せてくれるのはありがたいです。なかなかおいそれと出来ることではないんでしょうけど。 で…