『Angel Beats!』 #1

『AIR』『CLANNAD』の麻枝准先生原作・全話脚本、ピーエーワークス制作の新番組。
テンポよく、盛り沢山な内容で、サービス満点な印象でした。ギャグや謎もちりばめられてて、すごく面白かったです。


(残りの9行、ネタバレあり)

ゆり:「順応性を高めなさい。そしてあるがままを受け止めなさい」

今回のクライマックス、主人公初参加の一連の作戦が、すごく良かったです。
陽動となる、学園大食堂でのゲリラライブがまず、きちんと歌も演奏もあって魅せますし。(歌詞も、ストーリーやテーマとしっかり関係ありそう。)
その盛り上がりの裏で(背後にその音響が漏れ聞こえながら)、壮絶な戦闘が行われるという、そのシチュエーションにぐっときました。
戦闘自体も、「天使」の“化け物”的な強さをよく表現していましたし。その一方で、彼女のどこか寂しげな・哀しげな印象も残しつつ。
あと、映像的に、夜間、放物線を描いて飛んでいく銃弾/砲弾というのは、やっぱり美しいなぁ、と。あくまでも、端からただ見てる分には、ですけども。
それから、本編中、「たとえ」として出てくる、「ノン・プレイヤー・キャラクター」としての一般生徒の話とか。ひとりでに修復される屋外灯とか。
ネットで見かけた、“電脳世界”説もなるほどなと思える、まだまだ謎の多い世界設定も面白いです。
製作的にもかなり力が入ってるみたいだし、次回以降も目が離せません。