『言の葉の庭』

秒速5センチメートル』『星を追う子ども』などで知られる、新海誠(しんかい・まこと)監督の最新作。先週、5月31日よりロードショー。
原作・脚本・監督:新海誠、作画監督・キャラクターデザイン:土屋堅一、美術監督:滝口比呂志、制作:コミックス・ウェーブ・フィルム


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『エンド・アステリズム』

正式な題名は、副題がかなり長くて、『エンド・アステリズム なぜその機械と少年は彼女が不動で宇宙の中心であると考えたか』。
新人の、下村智恵理(しもむら・ちえり)先生による、第11回スーパーダッシュ小説新人賞・優秀賞受賞作(を改題・改稿したもの)。去年、2012年11月発行。
先月、と思ってたら先々月、2013年3月に、すでにシリーズ第2巻・『エンド・アステリズム 2 変転する二重運命系からの逃避行』も発売されています。
最近、ブログの更新頻度が落ちてて、だいぶタイミングを逃してしまって申し訳ないのですが、ともかく以下、『エンド・アステリズム』第1巻の感想です。


(残りの25行、ネタバレあり)

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『新世界より』

(またしても1ヶ月ほど、消息を絶ってしまいました。すいません……。)
新年度も始まり、新番組もほぼ出揃った今頃ですが、先月、全25話にて大団円を迎えた、この作品について。
原作:貴志祐介、監督:石浜真史、助監督:ヤマトナオミチ、シリーズ構成:十川誠志、キャラクター原案:依り、メインキャラクターデザイン:久保田誓、制作:A-1 Pictures
日本SF大賞を受賞した、原作小説もあわせての感想です。


(残りの18行、ネタバレあり)

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『アリストテレスの幻想偽典 1』

作品タイトルは、正式には、「アリストテレスの幻想偽典 1.禁忌の八番目」。「幻想偽典」は、「ビブリオダスト」と、フリガナが振ってあります。
これがデビュー作らしき、新人の、永菜葉一(ながな・よういち)先生の作品。昨年、2012年11月発行。
続編となるシリーズ第2巻・『アリストテレスの幻想偽典 2.時空支配の歯車』が、今週、3月19日にめでたく発売ということで、このシリーズ第1巻の感想を。


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『アニメミライ2013』

2010年度から始まった、文化庁の委託による、若手アニメーター等人材育成プロジェクト、「アニメミライ」。
公募の末選ばれたアニメ制作会社が、それぞれ約25分の短編オリジナルアニメを作るこの企画。その今年の参加作品が、先々週、3月2日より劇場公開されています。
アニメのミライを担う精鋭アニメ制作会社が作り上げた4作品。さっそく見てきましたので、その感想を。


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『劇場版 とある魔術の禁書目録』

長くなるので略しましたが、正式には、「とある魔術の禁書目録」のあとに、サブタイトル「エンデュミオンの奇蹟」が付きます。
シリーズ累計1400万部突破、電撃文庫の超人気作が、ついに劇場アニメ化。先々週、2月23日より全国ロードショー中の作品。
原作:鎌池和馬、キャラクター原案:はいむらきよたか、監督:錦織博、脚本:吉野弘幸、キャラクターデザイン:田中雄一、アニメーション制作:J.C.STAFFアスキー・メディアワークス創立20周年記念作品。
これも公開初日に見てきたんですが、とある映画館に行ったらなんと、夜までずっと満席で。仕方なく、そこからさらに電車に乗って、別の映画館まで行くことに。
でもその甲斐あって、劇場入場者先着特典の、電撃劇場文庫『とある魔術の禁書目録 ロード トゥ エンデュミオン』は無事ゲットできました。


(残りの12行、ネタバレあり)

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