『氷菓』 #1

原作/構成協力・米澤穂信先生、シリーズ構成・賀東招二さん、キャラクターデザイン・西屋太志さん、監督・武本康弘さん、制作・京都アニメーションの、2012年春新番。


(残りの6行、ネタバレあり)
青春は、やさしいだけじゃない。痛い、だけでもない。ほろ苦い青春群像劇。
自分が原作小説の『氷菓』(角川文庫版)を読んだ時にはまだ、TVアニメ化も発表前で、もちろん現在出回っている「超特大アニメビジュアル帯」も掛かってなくて。
登場人物に関しては、それほど明確なイメージがあったわけではないんですが、このキャラクターデザインはインパクトありました。みんなこんなにかわいかったのか、と。
特にヒロインの「わたし、気になります!」は、謎の葉っぱまで生えてくる、その目ヂカラが威力大。これならいくら“省エネ”主人公でも、謎解きせざるを得ない(笑)。
どのキャラも、細かい身振り手振りまで、よく動いていましたし、色づかい(色彩設計?)も落ち着いた感じで良かったです。これは次回以降も楽しみなアニメ化ですね。
TVアニメ『氷菓』は、チバテレビKBS京都などで放送中/放送予定のほか、しあさって、4月27日深夜より、BS11でも放送開始予定です。