『レッドドラゴン』 #1

星海社のウェブサイト・『最前線』で、新たに始まったスペシャル企画。
「ロールプレイングフィクション」と説明されていますが、既存の言葉で言うと、TRPG(Table-Talk Role Playing Game)リプレイ、ってことになるのかな?
スタッフは、フィクションマスター・三田誠さん、音楽・崎元仁さん、フィクション・システムデザイナー・三輪清宗さん、小太刀右京さん、アートディレクション・しまどりるさん、ほか。


(残りの7行、ネタバレあり)
去年の12月に、TVアニメ『Fate/Zero』のCM枠を使ってまで、まさに鳴り物入りで発表された企画ですが、まさか本当に、BGMまで用意されてたとは(笑)。
この『レッドドラゴン』を読んでいくと、実際に音楽が流れるんですが、なんだか自分自身がゲームをプレイしてる気になってきて、予想以上に盛り上がります。
音楽は、『FINAL FANTASY XII』や『タクティクスオウガ』などの作曲家さんなんですね。
自分は、TRPG自体はあまりよく知らないのですが、TRPGリプレイと言えば、グループSNE、みたいなイメージはあって。
そのグループSNE出身の小説家・三田誠さんたちが、実際、かなり作り込まれた世界やルールを用意していて。
そしてそのゲームのプレイヤーは、虚淵玄さん、奈須きのこさん、紅玉いづきさん、しまどりるさん、成田良悟さんという、それぞれが物語を作る専門家で。
ストーリー展開としては、オープニングと言うか、まだまだ序盤といった感じですが、予想もつかない化学反応が期待できそうで、続きが楽しみです。