『神様ドォルズ』 #2

第1話の感想が、どうもうまく文章に出来てない気がして。
第2話を見ながらもう少し考えたことを、補足です。


(残りの8行、ネタバレあり)
アニメ『神様ドォルズ』公式サイトのストーリー概要に、「すぐそばに神様がいる日常。神様が招く非日常…。」とあるのですが。
先週の感想で、「何が起こるか分からない、嵐の前の静けさ的な緊張感」と書きましたが、そういうストーリー展開的な緊張感も、確かにあるとは思うんですけど。
この作品の場合、もっと広く、日常と非日常のコントラストがもたらす緊張感、とでも言った方が、しっくりくるかなぁ、と。
ラブコメ展開とか、ギャグっぽい要素とかもちゃんとあるんですが、そういうのでメリハリをつけるというよりは、むしろそこは軽く流して。
ちょっとストイックなくらいに、「案山子」と、「案山子」が招く非日常を、物語の中心に据えていて、それが良い緊張感につながってるような気がします。
そう言えば、詩緒や阿幾の東京での初登場シーンは、二人とも、なんだか独特の服装でしたが。
東京で大学生をしている主人公や日々乃さんは、わりと普通の今風の格好をしてますし、これも一つの対比なのかも。
作画も、これまでのところかなり良好ですし、(日々乃さんのアレもナニですし、)『神様ドォルズ』、面白いです。