『魔法少女まどか☆マギカ』 #12

監督・新房昭之さん、脚本・虚淵玄先生(ニトロプラス)、キャラクター原案・蒼樹うめ先生、アニメーション制作・シャフトの、2011年1月期番組。
先週、ついに無事放送された最終話と、シリーズ全体についての感想です。


(残りの9行、ネタバレあり)

鹿目まどか:「希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます。――きっといつまでも言い張ります」

第1話、第2話を見た時点で、そのまま素直にお話が進むとは思ってなかったですけども。
第3話以降は逆に、先にネットでネタバレ読んでからでないと、見られない番組になってました。自分的に。展開が衝撃的過ぎて(笑)。
過酷な運命に翻弄される少女たちと、一縷の希望を追い求める綱渡りのようなストーリーに、最後まで引きつけられました。

巴マミ:「あなたは希望を叶えるんじゃない。あなた自身が希望になるのよ。私たち、すべての希望に」

この作品、タイトルからの予想に反して、主人公がなかなか魔法少女にならずに進行してきたわけですが。
主人公・鹿目まどかは、『魔法少女まどか☆マギカ』という物語になって。
――キャラクターのドラマで確かに、メッセージを届けたんじゃないかと思います。希望を抱いて頑張る/頑張った、すべての人に。
ネットなどでもずいぶん話題になって、すごく盛り上がりましたし。ほんとに素晴らしい作品でした。