『戦う司書 The Book of Bantorra』 #14

第14話は、シリーズ前半・第13話までの、おさらいとなる総集編でした。
いつも自分はBS11で視聴しているのですが、先週は別作品の特別番組があり、BS11での放送はお休み。先週も放送していた、アニマックスの方で視聴しました。
BS11の方は代わりに、明日土曜日24時から、いつもより30分長い、1時間の放送です。この第14話と、それから第15話を連続で。お間違えなく!
さて今回の第14話では、最初のエピソードのヒロインであるシロン=ブーヤコーニッシュを案内役に、これまでの展開を振り返ります。
印象的なシーンを手際よく編集してあって、そういう流れだったなぁと、これまでのお話が走馬灯のようによみがえりました。別に死ぬ寸前とかじゃないですけど(笑)。
さすがにこの第14話だけでは、テレビシリーズも原作小説も未見の方は、細かいストーリーまではわからないとは思いますが。
死んだ人間の生涯を追体験できる『本』とか、その『本』を管理している「武装司書」とか、「武装司書」と対立する「神溺教団」とか。
作品の鍵となる設定を、さくっとセリフで説明してくれてますので。それから、出てくる場面も、これからの展開に関係する、あるいは関係しそうなシーンばかりなので。
ちょっと大がかりな、シリーズ後半の“予告編”として、第14話を見てみるのもありなんじゃないでしょうか。
これまでの各放送話も、バンダイチャンネルにて、連休明けの来週火曜日正午まで、無料ネット配信しています。
第14話ナビゲーター役のシロンが、冒頭、“世界”がナントカカントカと、口にしているのですが。
それってやっぱり、今月22日についに発売される、原作小説最終巻、『戦う司書と世界の力 BOOK10』の内容を踏まえて言っているのかな、と。
テレビシリーズも、ちゃんとそこまで含めて、きっちり終わらせるつもりなのかな、と思いました。
作画的には、キャラクターデザインがけっこう難易度高めなような気もしてたんですが。実際の映像は、ここまですごく安定してると思います。
シリーズ後半も気を抜かず、頑張って欲しいです。絶賛応援中です!