『ジャンプSQ. 2011年8月号』

今週、7月4日に発売されたばかりの『ジャンプSQ.』最新号。
加藤和恵先生の『青の祓魔師』をはじめ、本誌連載漫画にも面白い作品は多いですが。今回は、別冊付録の「SDMP(スーパーダッシュ漫画プログラム)」について。


(残りの18行、ネタバレあり)
この8月号で3冊目となる「SDMP」は、毎回、スーパーダッシュ文庫刊行のライトノベルの、漫画化作品などを収録していますが。
今号は、山形石雄先生の『戦う司書』シリーズを大特集。
原作イラストレーター・前嶋重機先生描き下ろしの、主に女性キャラを紹介したカラーイラストや、番外編的な漫画などが掲載されています。
実は今月号の予告を見たとき、てっきり、『戦う司書』シリーズ本編が、前嶋先生の作画で漫画化されると思って、大喜びしてたんですけど。
よく見ると「アンソロジー」とあって、実際その通り、サンカクヘッド先生による4コマ漫画や、長岡太一先生によるパロディ漫画も収録されています。
前嶋重機先生はイラストだけでなく、『DRAGON FLY』や『デュランダル』など、漫画家としても実績がある方ですし。
今回の番外編を読めば読むほど、同じくスーパーダッシュ文庫刊行の『紅』みたいに、『ジャンプSQ.』本誌で本編を漫画化してほしいなーと、改めて思った次第です。
(「アンソロジー」自体は、どの作品もけっこう面白かったです。念のため。)
特集の内容としては、あと、TVアニメシリーズ『戦う司書 The Book of Bantorra』出演声優さんの対談(完全版がSQ.公式ページで公開中です)と、告知・新情報が2つ。
1つは、そのTVアニメシリーズに関することで、TOKYO MXで8月8日からの再放送が決定したことと、それから、DVD-BOXの2011年10月26日発売が決定したこと。
ブルーレイではなくDVDですが、2012年2月末までの期間限定で、シリーズ前半収録のSET1と、後半収録のSET2が、各4,500円(税別)という、大変お求めやすいお値段に。
テレビシリーズはもちろん全話見ていたものの、ブルーレイシリーズまでは手が出なかった自分でも、この価格なら買えます(笑)。と言うか、絶対買います。
そしてもう1つの新情報というのが、「山形石雄、再始動。」というわけで。ついに待望の新シリーズ・『六花の勇者(仮)』の今夏発売が発表されています!
イラストは宮城先生で、今回の「SDMP」には、その宮城先生の『戦う司書』と『六花の勇者(仮)』の漫画(と言うかイラスト)も載っています。
スーパーダッシュ文庫ホームページにはまだ情報は見当たりませんが、取次会社系の近刊情報ページでは、「立花の勇者(仮)」が8月25日発売予定となってますね。
いずれにしても、ほんとにすごく楽しみ。待ち遠しいです。
「SDMP」自体にはそのほか、今秋、TVアニメ化予定の『ベン・トー』関連コンテンツや、『ニーナとうさぎと魔法の戦車』コミカライズ作品なども収録されています。
ベン・トー』は、あの半額弁当争奪戦がどう映像化されているのか、そちらの方も楽しみです。