『世紀末オカルト学院』 #13

今頃ですが、先シーズン(2010年7月期)の注目作・『世紀末オカルト学院』、最終話のラストについてです。


(残りの13行、ネタバレあり)

この物語はフィクションです。
死霊、超能力、宇宙人、UMAなどの摩訶不思議は決して実際に存在しません。


  あなたがそれを信じない限りは……

話数を重ねるごとに、どんどんオカルト現象がエスカレートしていって。一体どう収拾つけるんだろうと思って見てたんですが。
あのラストは、摩訶不思議は決して実際に存在しない現実に、うまく戻ってきた・着地したってことでしょうか。
それまでのことは、あの物語の中では、本当に起こったことだけど。それらを覚えているのは、もしかしたら彼一人だけで、他の人たちにとっては最初から無かったことで。
もっと言えば、それまでが本当だったのか、それとも全くの夢だったのか、なんて、彼にとってはもはや、それほど重要な問題ではないのかも。
そういう心境が、毎回番組の最後に出てきた、上記の引用文の意味するところだったのかな、と。
つまり、何が言いたいのかと言うと、実はこの作品の真の主役は、マヤでも文明でもなく、マヤのお父さん・オカルトマニアの先代学長だったんじゃないかってことです。
『それ町』の辰野さんも言っています。

辰野俊子:「ギャラが一番高そうな声優さんがやってる役が犯人なの!」

失礼いたしました……。
世紀末オカルト学院』、Blu-ray/DVDシリーズ最新第2巻は、来週、10月27日発売予定です!