『ダークナイト』

去年劇場公開された、クリストファー・ノーラン監督版「バットマン」の2作目。
最近、個人的にブルーレイがブームで、これも買おうと思っていた作品なんですが、運良く(/運悪く?)、WOWOWで放送されていたので、そちらで視聴しました。


(残りの7行、ネタバレあり)

ジョーカー:「お前はバケモノだ。俺と同じさ」

まず、ゴッサム市警&バットマン対マフィアの“日常”があって。(その“日常”も、香港系ファンドまで絡めて一工夫してます。)
加えて、新任の敏腕検事の奮闘と、ヒロインをめぐる恋の鞘当てもあり。
そして、それら全てを覆いつくす、宿敵・ジョーカーの登場。
そんな重層的なストーリー構造が、すごく面白かったです。
あと、こういう名作というかクラシックともいえる作品でこういうことを言うのも今更なんですが、めちゃめちゃキャラ立ってるな、と。どの登場人物も。
今回、バットマンはあまりにも多くのものを失いますが、当然続編も作られるとして、いったいこれからどういう展開を見せてくれるんでしょうか。